ペン

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建築を考える時、使うペンの影響は大きい。
近年はCAD(パソコンのソフト)でいきなりプランニングをする設計者も多くいるが、私はまず手で書く事から始める。
まずは敷地をフリーハンドで書く。計画する敷地を味方につける感覚である。
そして周囲のロケーションや風土を読み解き、建築の使われかたなどを想像する。
もやもやしたイメージの建物をシャープペンシルで薄くいくつものパターンを重ねて書いていく。
少しずつ方向性が定まってくると次は色鉛筆で着色してみる。
色鉛筆までの思考を繰り返しているともう少し確かな手ごたえを感じる。
そうしたらステッドラーのトリプラスサインペンでなぞってみる。
時にはパイロットのフリクションボールペン(消せるボールペン)。
そこまで検討して納得できるプランはペンテルサインペンの登場です。
太めのペンで一度まとめて書いてみます。
昨日から始めている計画案。
5パターンほどペンテルサインペンまでまとめているが、まだ納得が出来てない。

使うペンをシャープペンシルに戻します・・・・。

KOB建築設計事務所

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