京都:角屋

角屋

弾丸京都の旅。最後に京島原の角屋です。
江戸初期の格子ファサードがなんとも言えない粋な風情である。
角屋で一番見たかった扇の間も見学でき感無量。
本当は扇の間の写真をブログに載せたかったのだが撮影禁止である。
文章で説明すると扇子の扇面が天井に58枚貼られている空間。
欄間も扇型で、まるで扇が群舞しているようです。
角屋は揚屋という遊宴する場であり、昔は太夫遊び、芸者(芸妓)遊びをする所でした。
幕末には久坂玄瑞、西郷隆盛や坂本龍馬が密議にも使った場所らしい。
多分にもれず新撰組の出入りもあり床柱には当時の刀傷が残っていた。

角屋中庭

撮影できた街中の京都らしい空間、中庭玄関の写真。
タイムスリップしたかのようなイメージを受ける。
江戸時代から残っている事に敬意を表します。

小林 武

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