BASELINE:建築デザインをCGで確認

我々は日頃から建築空間の事を考え、図面という2次元での表現に慣れていますが、初めて家づくりをされる方などは、いきなり図面を見せられても出来上がる空間が想像しにくい方が多くいらっしゃると思います。

そこでKOB建築設計事務所ではクライアントに納得のいく空間を提供したいのでCG(コンピューターグラフィック)を駆使して一つ一つ丁寧に説明し、お互いの不一致がないように努めています。今回は設計中に作成したCGを少しだけお見せしたいと思います。

CGをお見せする住宅は1階がRC造で2階、3階が木造の都市型住宅です。

アプローチ

この住宅の1階をRC造にしたのは車2台駐車の条件が大きく影響しています。そこで提案した玄関までのポーチ空間がどのようになるのか説明したCGです。

ポーチCG

エントランス

玄関を入り、そこから見える片持ち階段のイメージやコンクリート打ち放しなどのマテリアル検討で作成したCG。階段手摺のデザインもCGをいくつか作成してクライアントと決めました。

玄関前からの階段CG
階段手摺CG

LDK

天井高さや窓の位置、光の入り方など、私が考えた空間を説明する為に作成したCGです。作り付け家具やオーダーキッチン、置き家具などの検討に役に立ち、クライアントとのイメージ共有が出来ました。

オーダーキッチンCG
備え付き家具などの配置CG
置き家具の配置CG

CGを作成する事によりクライアントとの意思疎通が図れ、マテリアル(素材)の検討などに多いに役立ちます。空間と家具の立体的なバランスや光の反射など2次元の図面からでは、なかなか伝わらない内容もCGだとイメージがしやすくなると思います。注文住宅は土地形状、予算、希望などなどにより、まったく同じ家は存在しません。納得の出来る家づくりを判りやすく説明できる建築家に依頼しましょう。

コラム

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